今回の稽古は、なんだか合同稽古みたいな様相で、他道場からのビジター4名(内指導者1名)があり、充実した稽古となりました。
受け取り交代までの一連の4本の技について、1本1本のつながりを大事に、気持ちを切らさないという主旨から受け身の方には、ちゃんと後ろ受身を回転して取っていただき、そのまま立ち上がり次の攻めに繋げる。という稽古をお願いしました。
取りの方にはゆっくりで良いのでしっかり気持ちを繋げる努力をしていただくお願いを致しました。
1本1本の技の間に気持ちが切れる。という現象は必ずしも取り側だけの問題ではなかったと改めて感じた稽古でした。
また、ゆっくりした稽古の割には、この稽古の翌日に体がきつい。という声が聞こえ、受身自体の気持ちのこめ方、稽古の向かい方についても考えさせられました。
たとえば、立技呼吸法の受身で無意識に前受身を取ってしまっている稽古と、相手との関係をしっかり感じて後ろ受身をちゃんと取る。ことでは、全然違った稽古になることを実感した次第です。
しばらくは、こんなことを意識しながら自分の稽古を続けたいと思っています。