5月3日〜5月5日、長野県佐久市で行われた遠藤師範による国際講習会に参加させて頂きました。
講習会を終え、私なりに学んだ事、考えさせられた事を述べさせて頂きます。
まずは、「自分に対しても、相手に対しても、嘘をついてはならない」という師範のお言葉です。それは、何となく型をやり、何となく受けを取る事は、そこには何の繋がりもなく、繋がってないから効きもせず、そもそも受けを取る必要がない。それなのに受けを取るのは、自分や相手を誤魔化していませんか?との事でした。私は普段から「自分から“受け”に行っている」と指摘して頂く事が多いので、日頃の稽古姿勢をズバリ突かれた思いでした。
そして、講習会に参加された方々の衝撃的な動きの柔らかさ。どうしたらあのような動きになるのか、今までなら、???で終わっていた様に思いますが、今回は良い機会でしたので、力の入り具合や抜け具合を確認する事、相手の動きをよく見る事を念頭に臨みました。周りの方々と同じ様に動けないのは当然ですが、こう動かなければならないという事はなく、感じた様に動こうと意識を向けた事、力まない動きを目の当たりに出来た事は、とても有意義であり、大きな収穫でした。
講習会を通して多くの貴重な経験や学びを得る事が出来、世界中でたくさんの方々がとても熱心に合気道の稽古を積まれている事を実感致しました。そして今まで以上に合気道の楽しさ、面白さを感じました。今回得た事を大事に、今後も稽古に励んでいきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。