まずは、清水先生そして審査にご協力いただいた会員の方々、ありがとうございました。審査自体が久しぶりでとても緊張しましたが、とにかく最後までやり通せたことは嬉しく思います。
今回弐段の審査を受けた率直な感想としては「今の自分はこの程度なんだ」ということです。とはいえ、ひどく落ち込んだり、後悔したりしているわけではありません。自分で出来なかったと思う点も、先生からご指摘いただいたことも、素直に受け止めて反省しているという意味です。
他人事のように言っていますが、これが少し前までの私なら、自分はダメだと泣きながらこの感想を書いているところです。それと比べると今回は比較的平常心でいられました。もちろん自分の不甲斐なさに悔しさはありますが、だからこそ絶対にもっと上手くなってやると前向きに考えることができていて、多少は(精神面で)成長できたのだろうかと思っています。
技術的な面については、先生から「残心(残身)が足りない」と言われてしまい、悪い癖が出てしまったと反省しています。どうもやる気ばかりあって夢中になってしまうので、もう少し最後まで丁寧な動きをしていかなければいけないと改めて思いました。普段から集中はしても夢中になりすぎないように気を付けながら、これからもまた稽古に励んでまいります。