コロナウイルスの影響で、とりあえず道場が３月15日まで閉鎖されました。これを機に身体で学ぶだけでなく、稽古の参考になる本を読んでみるのはどうでしょうか。
おすすめするのは、『稽古の思想』西平 直 著。
師の勧めで読み、引き込まれた１冊。日頃の稽古で師範がおっしゃられていることなども違う表現で書かれており、私にとっては新たな気づきや確認なども出来、また、自分が疑問に思っている事などにもひとつの方向を見せてくれた本で、繰り返し読んでいます。
二冊目は、『響きと結び 私の求める合気道』遠藤 征四郎 著。
皆さんご存じ、遠藤師範の著書。遠藤師範が言わんとする事の理解を深める事ができると思います。
三冊目は、『ゾウの時間 ネズミの時間』本川 達雄 著。
おまけみたいな物ですが、ちょっと内容は数式などがあり、一瞬難解さを感じさせる部分もあるのですが、そこを読み飛ばしても、”生物毎に時間が違う”ということに驚き、納得しました。お案じ人間でも大きさによって時間が違うならそれに合わせることができれば…
稽古をしていない時こそ思索にふけり、稽古をする時には、それを参考に稽古する。お休みになってしまったこの時間を有意義に使っていきましょう。
