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―時間と集中―    山﨑(清)

こんにちは。ご無沙汰しております、山﨑です。

休会を終えて、6月末から稽古に再び参加しています。

先月、清水先生の稽古に数年ぶり(?)に参加した日のこと。先生からご指導を受ける中で円運動に関する話を伺いました。その際に今まで稽古でピンと来なかった円運動のイメージがなぜか心の中に染み渡っていきました。そして先生の動きが数年前に拝見した時よりも違って目に映ったのです!勇ましさよりも優しさ・柔らかさが増して溢れているような、、(道友会末席の人間が先生の動きに関する感想を言ってしまい、申し訳ございません。)

「俺の感覚がおかしくなったのかな。でも周りの先輩方もそう思われているに違いない」と思い、稽古後話しかけて頂いたS田さんにご相談しました。

S田さんは「先生は確かにコロナ対策として安全に配慮されているけれど、動きの根本は変わっていないと思う。それよりお前に新たな見方が生まれたんじゃないか?」と指摘されました。

たとえ事実がどうであれ、私は「あー、ひとつの新たな見方に気づくのに(休会を含めて)11年も経ってしまったのか」と長時間かかってしまった無念さを思うのでした。

この一件以来、稽古をする中で「感覚や立ち振る舞いなど一刻も早く掴まなければ」と焦る自分がどこかにいます。

そして同時にこのコロナ禍でも私は「時間」について考えさせられています。

黒帯・白帯の方々から学ぶ時間、歳月をかけて繰り返し稽古できたことなど今まで当たり前だったことに感謝しつつ、時間の重要性を再認識しなければならないようです。

と長々と書きましたが、よく考えると’自分は焦るとミスが出やすい性格’なので、「早く、早く!」と思い込めば、技や感覚の本質を見逃してしまい、再び長時間かかりそうです(^o^;)

それよりも稽古で時間の貴重さを肝に銘じて更に集中することがあの時の無念さを晴らすことに一番いい方法なのかなと考えています。

時間の大切さ、更に集中すること

これが、しばらくの目標となりそうです。

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