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参段審査を終えて     徳田

 当日の朝は、少々の緊張を持ちつつも、自分の持っているものを表現できるようにリラックスしていこうと考えていました。受けを取ってくれた3人の方々には演武の力を引き出してくれたと感謝の気持ちでいっぱいです。
 終わった後、周りの方々から、良かった、カッコよかった等の言葉を掛けられたのは望外のことでした。演武の失敗した部分は、稽古不足だったことを十分感じており、清水先生に指摘されるまでもなく今後の取り組み課題としていきたいと思います。
 なぜ、審査を受けるのか。あくまで個人的な気持ちの問題に過ぎません。そのままでも差し支えないではないか。何の必要性があるのか。常々考えるところではありました。きっかけとなる理由を考えて見るといくつかの点が出てきます。


〇初段では初段の解釈、弐段では弐段のものの見方、参段では参段なりのものの見方ができるのではないか。

〇審査を節目として、自分の稽古の総ざらいをしてみる良い機会ではないか。

〇前期の審査で初めて受けを取るという経験をしました。気持ちよくできた印象があり今回の審査を受ける動機の一つになっています。

〇現時点から振り返ると過去に、所謂古いスタイルというのかクセのある合気道をする何人かの遥か上級の先輩方と稽古したことが、今の自分の動きに役立っていることに気付かされます。クセがあるだけに印象に残っている訳です。痛い、つらいと思うだけで、その時に気付かなかったことが後になって分かるという事がこれからもあるという事だと思います。参段なりのものの見方できるようになり、品格を備えた合気道ができるようになりたいと思っています。

〇今後の稽古の刺激になればよし。


 以上、諸々思いはあるものの整理して表す力がない為、記憶が新鮮なうちに片々を書き留めておくことが読む方の参考に供せると思い投稿しました。

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