先週12月2日は2012年の後期審査でした。五級3名、三級2名、一級1名、初段2名、弐段2名の方が受けられました。
昨年に引続き今年も初段に昇段された方がいるのはとてもありたがい事ですね。初段になるのは合気道は一つの大きな節目ですが、仕事も家庭もあって初段になるまでお稽古を続けることは可能ではありますが、簡単でもありません。今までいろいろな事情で稽古を続けられなかった方々がいました。
ここまで稽古を続けてくれてありがとう!また心からお祝いを申し上げます。
さて、前回の審査からの試みですが、今回も審査を受けた方からの感想をいただきましたので掲載します。
今日は初段を受けにわざわざ大阪からいらしたSさんとWさんの感想です。お疲れ様でした。
Sさん**********************************
この度は初段の審査を受験させて頂き有難うございました。
昇段審査を受けるにあたり、受験票等の準備をしながらこれまでを振り返ってみると、私が合気道を始めたのは平成16年の4月でした。それまで合気道の存在も知らずの私が何故始めたかというと、遠藤先生をはじめ先生方・諸先輩方が「かっこいい、美しい、セクシー、いいなぁ」という単純な動機でした。それから約8年が経ち、時間はかかりましたがようやく昇段審査の時を迎えました。
審査当日はビックリするぐらい緊張し終始何をどうしたか覚えていませんでした。審査が始まる前、清水先生から「量より質、礼の仕方、出入りの動作、道場の歩き方、間合い、視線、姿勢、残心・・・をみる」とのお言葉と、5級からの徐々に順番がやってくる雰囲気で緊張に緊張し、審査が自分の番。自由技と言われた瞬間、技の整理が昔から大の苦手な私は頭が真っ白。一つの動作を何度も反復してしまう事態。二人掛と言われた時は内心いったい二人掛けってなんだろう…と思っていました。しかしながら、審査を終え思い巡らしてみると、一つ一つの動作を丁寧に大切に出来たのではないかなと感じています。合気道を通じてさまざまな出逢い、また自分自身との対話の時間を与えていただき、今、合気道が出来ていることに感謝しています。指導部長の講評にあった通り「初段は初め、ようやくスタートラインにたった意」。これからも先生方、皆様に指導頂き関西で精進して行きたいと思います。今後共宜しくお願い致します。
Wさん**********************************
合気道を始めて5年が過ぎ、その中で、審査を受け6回目にして初段をとることができました。毎回、会社の帰りに稽古をするという難しさの中で、続けるという事ができたのは先生を始め指導部の人達を含め周囲の人達の協力があってこその初段だと思いました。
審査後の清水先生の話で、これからの稽古は一つの目標を持って稽古に望み、自分の目指す所を明確にするという話があり、私もこれからの稽古を三勿三行の精神で学んでいきたいと感じました。