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杖道講習会       常野

秋は深まってきました。街はあちらこちらに色とりどりの落ち葉が風に舞い拡がっています。
 そういう晩秋の最中、船橋市武道センターで杖の講習会が開催されました。11月7日の土曜日の午後でした。指導にあたっていただいたのは、杖心会船橋支部の皆様です。水曜日、道友会の稽古時間にお隣でいつも稽古している顔見知りの会です。杖心会からは青木先生をはじめ、十名近くの方々が指導に当たり、道友会会員二十数名が杖道の基本を学びました。
 講習会は道友会幹事の開会の言葉で始まりました。打ち込んでくる太刀を捌いてすかさず杖で相手を制する杖道の形がピーンと張りつめた静寂を裂いて披露されました。「突かば槍、払えば薙刀、持たば大刀、杖はかくにも外れざりけり」といわれる杖の術技を実見し、杖の凄味と妙味を学んだのです。
 その後すぐ、青木先生の指導で技の基本を学びました。全くの初心者である私たちに、青木先生は言葉を尽くして説明され、杖の持ち方から杖を持つ位置、対手に向かう杖の角度等を、何故にそうなのかという点を懇切に諭してくれました。また道友会の会員の前後左右に立たれ、正しい姿勢と形を見せて手直しに助力してくれました杖心会の皆さんには心から敬意とお礼を申し上げたいと思います。礼儀が実に正しくアドバイスが的確だったのには驚き、感じ入ったのは決して私一人ではないでしょう。


 時間が来て講習会が終わり杖心会松崎支部長からご挨拶をいただきました。講習会が開催されるまでの経緯が語られ道友会からのお願いについては松井師範が道友会とは長い付き合いなのだから喜んでお受けするようにとの事があったと紹介してくださいました。私たちはそれを感無量の気持ちで聞き入りました。
 その後写真撮影に入り、これからも末永く親睦を深めていくことを約束し散会しました。

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