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身体の力をぬいてみる 福盛

私は随分身体が硬い。

26年も稽古をしているとそれなりに故障もしている(T^T)。柔軟性を上げたいと常に思っているがなかなかすすまない。それでも、会員の一部の人達やはじめて稽古をした人に”柔らかいですね”などといわれたことがある。自分では”んなはずはない。”と思っているけれど。

合気道でいう柔らかくということは身体の柔軟性があればそれに越したことはないが、その前に試して欲しいことがある。稽古相手にとことん付き合って、ついて行ってみることだ。その際、体中の関節を意識的に使ってついていく。別の言い方なら、”相手を受け入れる”とか”自分を捨てる”とかだろうか。

そのうち、相手が何をしたいか、少し感じられる。自分が取りの時、どうしたらよいか少し感じられる。そのとき、少し合氣できたかな?と思う。

はじめるにあたってのポイントは稽古相手に振り回されるのではなく、”自主的に”とことん付き合って、ついていくことだ。そして、気持ちを波立たせないことだ。びっくりしたり、対応意識を持ったりすると、相手に付き合うのは難しい。

冷静にゆっくりと、相手に付き合ってみて。稽古相手は敵ではありませんから。

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