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Agatsu合気道クラブ@ロンドン 体験記[後編]

【稽古後】

稽古後皆さんがカフェにご一緒してくれたので、外国の方が日本の武道に興味を持った場合、剣道や柔道など、他のものも有名だと思うが、なぜ合気道を選んだのか尋ねてみました。Albi先生が仰るには、はじめは空手を始めたのですが、友人がきっかけで合気道を体験した際、自分に合っていると思ったのだそうです。

Jacket potatoというのを國枝さんが頼んでくれました。家庭でも作れるイギリスの定番料理で、茹でたポテトにトマトやチーズのジャケットを着せ、オーブンであっためてあげればいいのです。これにHPソースというイギリス定番のブラウンソースと、邪道だという人もいるけどケチャップをかけると、稽古後の空腹に、染み渡りました。ブラウンソースをあえて表現すると、ブルドックソースを酸っぱくしてスパイスを足した感じで、日本人には不評なのだそうですが、私は気に入り、その後もホテルでシミのように卵料理にかけて食べていました。

くだんのフランス人バイキングのPeterさんは、自分は本当は受け身も、ストレッチも、準備運動もしたくない、痛い思いをしたくないんだ、と言っていました(たぶん彼のユーモア)。どこか怪我をしているのですかと尋ねると、「全身だ」。たぶん彼のユーモアです。多分。イギリスジョークというのがあるのだそうで、いくつか教えてくれましたが、財布が頭上に落ちるのなど、アメリカジョーク並みにわかりにくかったです。笑いの理解には文化の理解が必要です。

【終わりに】

長くなりました。環境が整わない中でも、どんな場所でも、自分の空間を作れることを知りました。皆様が思っている以上に、今回の稽古は私にとって大きなできごとでした。ご紹介下さった真理さん、繋いで下さった岡野さん、お逢いする前・中・後と親切に接して下さる國枝さん、教えて下さったAlbi先生、Thomasさん、Martinさん、Peterさん、皆さんが思っている以上の感謝を申し上げます。どうもありがとうございました。また稽古おねがいします。

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