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審査感想 岩崎

この度四段の昇段審査の機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。

今回の審査は船橋に入会し10年目となり、船橋で受ける初めての審査となりました。

船橋での初の審査、まして四段の審査ということもあり、審査の数日前から緊張感を感じ、数日前から緊張感を覚えるというのはとても久々の感覚でした。

合気道を始めた当初は社会人になっても合気道を続け、今回の審査まで至るということは全く考えていませんでした。

合気道との出会いは大学に入学した時です。武道との出会いという意味では高校の頃は柔道部に所属していました。

高校卒業後、大学へ入学し武道は続けたいものの、体格のことを考えると柔道を続けるはつらいな、と感じていました。

私が入学した大学の柔道部は高専柔道の流れを組み、寝技が中心であるということも続けていくことに当時は若干の抵抗があったのも要因の一つです。

高校で組み技系の武道を行っていましたので、これからは打撃系の武道をやりたいと思い、空手か日本拳法をやろうかと考えており、日本拳法部の部活説明を聞きに行こうとしたところ、誰もおらず隣で合気道部の説明会が開催されていました。

そこでたまたま説明を聞いてしまいましたので、せっかく説明を聞いたので合気道の稽古に参加してみたのが合気道を始めたきっかけです。

大学での稽古は他部活との道場の使用の関係上、月曜から土曜までは朝稽古のみ、唯一金曜だけ夕方に稽古がありました。 1年~2年生までは週の半分くらいは稽古していましたが、あまり熱心ではなく卒業したら合気道は続けないだろうな、と感じていました。

2年生の終わりに初段を取り、3年生には幹部になりとりあえず毎日稽古に行かないといけなくなるのですが、稽古を毎日続けていく中で逆に稽古が面白くなっていき、3年生の間は稽古を休んだのが1年の間で1日か2日くらいでほぼ毎日稽古を行いました。

結局振り返ってみると大学にはトータルで6年間在学しましたが(留年したわけではありません・・・)3年生から卒業する半年くらい前まではほとんど休みなく毎日稽古を続けました。

その後、就職の関係で地元の名古屋から千葉に来て、合気道を続けたいけれどどこか道場はないかと考えていた中、大学の先輩であるKさんから千葉では船橋合気道道友会という良い道場があると聞いたのが船橋に入会したきっかけです。

仕事と合気道(と家庭)の両立は時々大変な時もありましたが、合気道を続けていたからこそ、いろいろなことが乗り越えられたように思います。

振り返ってみると入会後10年が経ち、ここまで稽古を続けられたのは周りの皆さんのお陰であり、現在では船橋の幹事までやらせて頂いています。

日頃の稽古ではいかに力を使わずに相手を動かすかと意識していますが、今回の審査においては結局ガチガチになってしまい、まだまだ力不足と感じました。 そして今回の審査で得た課題はかけがえのない自分の経験になりました。

今回、審査をして頂いた清水先生、日頃稽古でお世話になっている常野先生、また当日快く受けをとっていただいた指導員の方々、その他会員の皆様に改めまして御礼申し上げます。

今後も稽古を積み、今回の審査の気持ちを忘れずに精進していきたいと思います。 今後とも何卒宜しくお願いいたします。

岩崎正美

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